原産国 | ケニア 中央州キリニャガ県 | コク | ★★★ |
生産者 | キリニャガ地域のカラニ農園 | 香り | ★★★★ |
標高 | 1800m | 苦味 | ★★ |
品種 | SL34 SL28 | 酸味 | ★★ |
入港時期 | | 甘味 | ★★★ |
備考 | | 焙煎具合 | フルシティー |
ケニアの豆に特有の柑橘系の香りが特徴です。タンザニア産の豆以上にケニア産の豆は貝殻豆(シェルビーンズ)が多く含まれます。貝殻豆は種(珈琲豆)が二つに分化する(ピーナッツを想像してください)前にチェリー(珈琲の実はサクランボのような形状の果実なのです)が熟してしまうため、一方の種が貝殻のようにもう一方の種を包んだ様な状態の豆です。現地の選別では欠点豆とは認識していません。実際、試験的に貝殻豆を半量ほど混入させて珈琲を淹れても、貝殻豆が混入していない場合と殆ど味の違いを見出せません。「殆ど」というところが微妙なのですが。実は貝殻豆は焙煎中、釜の中で分離します。そして、貝殻上の豆は実に焦げやすいのです。つまり、焙煎する側にとっては歓迎できない代物なのです。しかも、見た目もよろしくはないのですが、味は大丈夫です。おいしいです。