| 原産国 | インド(ニルギリ) | コク | ★★★ |
| 生産者 | バルマディーズ農園 | 香り | ★★★ |
| 標高 | 1400m〜2000m | 苦味 | ★★ |
| 品種 | ケント | 酸味 | ★★ |
| 入港時期 | 2009.10 | 甘味 | ★★ |
| 備考 | バイオダイナミック農法 | 焙煎具合 | フルシティー弱 |
インド南部タミルナドユ州ニルギリのバルマディーズ農園は年間降雨量が2000ミリを越す地域です。この農園ではルドルフ・シュタイナーが提唱した「バイオダイナミック農法」によって栽培しています。この農法では昔の農民が実践してきた農事暦を体系化し、天体の運行に即して種まきや収穫などの農事をすすめると共に、土壌が持つ力を甦らせるために、水晶などの鉱物、ハーブ、薬草、人工物を与えず育てた動物の排泄物からつくる堆肥等々を土に与え栽培する方法です。ヨーロッパのオーガニック農法ではこのバイオダイナッミク農法が高く評価されており、ドイツではこの農法の農産物にはDEMETERという認証マークが付けられています。
生豆の外観は柔らかそうなのですが、強い焙煎にも耐えフレンチローストも可能な力強い豆です。私共ではフルシティー入り口まで焙煎することで、甘味と僅かな酸味とを備えたマイルドな珈琲豆として提供しています。
*ルドルフ・シュタイナー(1861〜1925)
19世紀オーストリアに生まれた神秘思想家、アンドロボゾフィー(<人智学)の創始者、教育学者、建築家等々の肩書きに見られるように多くの分野に影響を与えた。日本では「シュタイナー学校(あるいは教育)」として教育分野で有名であり、それを実践する学校も複数あります。そこでは、世界(宇宙)認識の最初の段階として人間が内包する感受性を呼び起こすことが重要とされ、したがって初等教育においてシュタイナー教育を導入する、あるいは参考にする学校は少なくはありません。
シュアタイナー思想は非常に多岐にわたりモザイクのように相互補完するため、その総てが評価されるわけではなく、批判すべき内容は少なくないのですが、現代社会が抱え込む深刻な問題領域の拡大に相即するようにして、感性教育や造形、絵画、音楽、建築、言語表現などの芸術分野、オイリュトミーなどの身体表現(発声や行為などを含む身体運動の芸術)、農業などに影響を与えています。